ポケモンUSUM　カモネギで特性“いかく”持ちを返り討ちにしよう！

どうも、ひなたです。
ポケモンでの名前は“いちご”でやっています。

ポケモン新作、ソード・シールドが発表されて少し経ち、一部ポケモンを連れていけないと世界規模で騒動になっていますね……。
ついにこの時が来てしまったか……と思いますが、まだ少し割り切れない……。

さて、それはそれ。今回はウルトラサン・ウルトラムーンの育成論です。

実は私、育成論を書いたことがなく、今回が初挑戦となります。
そのため、拙い部分がありますが、寛大な心で、どうか……。

さてそれでは早速いってみましょう。
栄えある第一弾に選ばれたのは……

“カモネギ”
…
……
すみません、冗談じゃないんです……真面目に考えたんです……。

とりあえず、カモネギの種族値を見てみましょう。

HP 　　　　　52
こうげき　　90
ぼうぎょ　　55
とくこう　　58
とくぼう　　62
すばやさ　　60
合計種族値　 377

もうね、ひどいとかいう次元じゃない。

すさまじいまでの低耐久、いまいちな攻撃力（これでもテコ入れで25伸びた）、中速より遅い、レートでは鈍足と言っても過言ではない素早さ。
この合計種族値の低さ、ニドリーノ（ニドキングではない）の合計種族値が365と同等レベルであることから見ても、進化無しとは思えないステータス。

正直、普通に戦っても勝てるわけない。
ですが、カモネギはステータスだけでは測れないポテンシャルを秘めているのです。
それが……

隠れ特性“まけんき”

この特性を持つポケモンが、相手によって能力を下げられた時に発動する特性で、
なんと攻撃力が2段階もアップするという、ユニークな特性です。

しかもどの能力を下げられても発動するため、例えばムーンフォースが当たって特攻が下がっても攻撃力が2段階アップします。

この特性の面白いところは、レートで見ない日はないとばかりに跋扈している強特性“いかく”への強烈な対策になるという点です。

本来、“いかく”は相手の攻撃力を下げる特性ですが、“まけんき”にぶつけた場合、
“いかく”で攻撃力1段階ダウン→“まけんき”で攻撃力2段階アップ
となり、攻撃力を下げるはずが、逆に1段階アップさせてしまうことになります。

さらに“キングシールド”に触れて攻撃力が2段階下がっても2段階上がって±0となり、ギルガルドとの戦いで攻撃力ダウンを恐れる必要がありません。

ただ、そんな特性があっても所詮は90。全振り＋性格補正ありでも実数値は156です。
ぱっと見、攻撃力が上がっても決定力がないように思えます。しかし……！
カモネギには超火力を出す方法が1つだけあるのです！　それこそが……

“じたばた”

体力の割合が低いほど高火力をたたき出す“じたばた”。
この技を活かすとなると、カモネギの低耐久はむしろ武器となります。
最高火力は200ですが、タイプ一致のため、なんと300という超火力に！
“まけんき”が発動していた場合、攻撃力アップの状態で威力300の技を撃つという、種族値からは考えられない強さになります！

“じたばた”の火力がどのくらいのものかを書いておきます（カモネギはA252補正あり）。
H252霊獣ランドロスをいかく＋まけんき込みで122.4％～144.3％の確1
H252メガボーマンダをいかく＋まけんき込みで87.6％～102.9％の低乱1（フェイント込みで確1）
H4メガボーマンダをいかく＋まけんき込みで103.5％～121.6％の確1
H4カプ・コケコを115％～135.6％の確1
H252メガギャラドスをいかく＋まけんき込みで100.9％～119.3％の確1

カプ・レヒレはHB252だと太刀打ちできず、H252でも確2のため、大人しく引きましょう。
ナットレイやミミッキュのようにノーマル技が効かない相手は……諦めてください。
ギルガルドは“つるぎのまい”を技に入れておいて読みあいに勝てば……一矢報いるくらいは……。
とりあえずカモネギは「対いかく用」として考えておきましょう。

さらに、積む暇があるかは置いといてカモネギは積み技に“こうそくいどう”や“つるぎのまい”、先制技に“フェイント”、妨害に“はたきおとす”と意外にも技のレパートリーは優秀です。

使いどころが難しいですが、相手によっては鬼神のような殲滅力を発揮してくれます。
持ち物は“気合のタスキ”固定となるので、そこだけ注意です。

というわけで、実際にカモネギを育ててみました。