メタモンの輸送も終わったので育成論でも書こうかと思い、まずヘビーボールを遺伝させようと預けたら……
国際孵化でもないのに2匹目でこれです。なんでやねん。
嬉しいですが「ほおぶくろ」なので、今回の育成論では使いません。
なお、この育成論ではV（個体値最高）やHABCDS（HP、攻撃、防御など）の表記を使用しています。
目次
力自慢のショベルカーうさぎ、ホルード
さて、1枚目の画像でもわかる通り、ひなた式・剣盾育成論第1回はホルードです。
（画像はA抜け5V、努力値無振り）
XYで初登場の序盤ノーマルです。見た目のインパクトはいまだ健在
種族値は
HP:77 攻撃:56 防御:77 特攻:50 特防:77 素早さ:78
序盤で登場するポケモンということもあって、ステータスは控えめ、というかかなり低い部類です。
しかし、この子の真価は隠れ特性にあります。
その隠れ特性は「ちからもち」。
なんと自分の使う物理技の威力が全て2倍になるという「はりきり」の上位互換のような特性です。
XYの頃は「攻撃力が2倍」だったため、混乱の自傷や相手のイカサマも倍になるという欠点がありましたが、現在は「技の威力が2倍」に変更されたので、相手のイカサマは威力が2倍でなくなり、こちらのイカサマは相手の攻撃力を参照+威力190という化け物火力になりました。
3色パンチなども覚えるため、攻撃範囲はかなり広いです。
そのため、パーティに合わせて技を選びましょう。
ダイジェットで素早さ上昇！
今回ホルードの育成論を書こうと思った一番の理由がこれです。
この子、なんと「とびはねる」を覚えるため、ダイジェットを使用できるのです。
最速（素早さV、補正有り、努力値252振り）でダイジェットを使い素早さが上がると、素早さは214になります。
これは、最速ドラパルトの素早さ213を1だけ上回るという、絶妙な数値です。
スカーフと違い、技が縛られることもないため広い技範囲を活かしつつ戦えます。
ですので、今回は「とびはねる」を採用した育成論です。
努力値の配分、性格とその理由
H4、A252、S252のぶっぱ型です。性格は「ようき」。
ぱっと見、ステータスが低いように見えますが、攻撃力は216相当。
この数値、なんと特化した霊獣ランドロスと同値です。
努力値振りの理由ですが、今回の型では攻撃に補正をかけないため、少しでも火力を上げるために全振り推奨。
特性のおかげで攻撃が1上がる（努力値8）ごとに実質2上がっているため、攻撃に振る意義はあります。
素早さ252振りは前述のとおり最速ドラパルトを1抜く絶妙な素早さを活かすためです。
ようきの理由も同じく。
残りの4はHPに振ると16n+1になるため、みがわりを使用する場合に効率がいいですが、あられなどの定数ダメージを下げたい場合はHPの個体値を28か29にして努力値4は他に振りましょう（実数値159）。
技候補
とびはねる……今回の確定技。ダイジェット（威力130、素早さ↑）として使用するほか、一応非ダイマックス時に相手のダイマックス技を避ける場合にも使用できます。
じしん……メインウエポン。ダイアースにすると特防アップにため若干打たれ強くなります。また、今回は特化していないためギルガルドが乱数ですので、ダイアースで倒す気がない場合は持ち物で火力補強しましょう。また、防御特化ドヒドイデは「いのちのたま」を持っても乱数です。
からげんき……火傷を警戒するなら。威力はのしかかりの方がダイアタックでも上ですので、威力追及ならのしかかりやギガインパクトを。
でんこうせっか……タスキ潰し、または耐えられた時のトドメに。
アイアンヘッド……撃つ場面が限られるため、若干ピンポイント気味。ダイスチルで防御を上げたいなら。
イカサマ……相手の攻撃力を使用する上に実質威力190。ただし相手の攻撃力依存のため、イオルブのように攻撃力が低い（個体値0、下降補正で実数値45）相手だと、抜群でも半減じしん程度の火力しかでないため、撃つ相手はよく選びましょう。
ほのおのパンチ……対ナットレイ・アイアント。防御特化ナットレイはハチマキを持たせるかダイバーンでなければ確1にできません。
れいとうパンチ……対オンバーンと言いたいところですが、オンバーンより優先したい相手が多いため、パーティの他メンバーがオンバーンに対抗できないチームとかでもなければ特に採用する理由もないかも……？ タルップルはあついしぼう型がいるため注意。
かみなりパンチ……威嚇込みでもH4ギャラドス程度なら超高乱数で1発。ただし、素早さはあちらの方が高く、補正無し滝登りでも確1のため、撃つタイミングを読む力が求められます。
いわなだれ……上から叩ける時は怯みも狙えます。威力重視の場合、ストーンエッジと選択。ダイロックにすれば砂嵐状態にでき、天気の上書きやタスキ潰しも可能。
みがわり……どくどく・おにび対策。
ばかぢから・アームハンマーは素早さを上げて居座る型には合わないため除外。
持ち物候補
とつげきチョッキ……特殊型相手に強く出ることができます。ただし、元の耐久がそれほどでもないため過信は禁物。確定数がずれることは多いです。
きあいのタスキ……耐久が高くないため、持たせておくと事故を防げます。いきなりダイマックスする場合は耐えることが多いので無駄になる可能性も。
いのちのたま……ダイマックス前提として運用するなら採用価値はありますが、耐久が高くない上にダイジェットを使わなければ大半のポケモンに先制を取られるため、出す相手を選ばなければ反動で倒れてしまいます。
たつじんのおび……反動を嫌うなら。弱点は比較的突きやすいです。
こだわりハチマキ……ダイマックスしていない時も火力を求めるなら。ダイマックス中は効果が切れます。ハチマキ+ほのおのパンチで特化ナットレイを確1。ギルガルドはダイマックスか半減実でなければ地震で確1。個人的にオススメ。
こだわりスカーフ……ダイジェット使用前からいきなり最速ドラパルト抜きをしたいなら。優先度はそこまで高くないです。これもダイマックス中は効果が切れます。
たべのこし……これで回復してる暇があるなら攻撃した方がいいです。これで確定数がずれることはそんなに多くありません。
ラムのみ……からげんき非採用で火傷を警戒する場合。あくびも1回なら無視できるため、パーティによっては火力増強よりこちらを採用する方がいいかもしれません。
じゃくてんほけん……ダイマックスのおかげで弱点でも相手の火力によっては耐えるため、発動機会は思ったよりはあります。ただ使い勝手がいいとはいえないため、ロマン砲を求める人用。
この記事を書く際に5Vホルビーを作りましたが、
大量にヘビーボールちからもちホルビーが余ったので、ミラクル交換にでも流そうかと思います。
では今回はこの辺で。
また次回の更新でお会いしましょう。
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